以前から長時間座っている姿勢は身体に悪いと言われてきましたが、コロナ禍で在宅ワークや家にいる時間が長くなり、あらためて気を付けないといけないことが増えました。
もともと人間の身体は、長時間座れるようにできていません。また人間の脳は、関節や筋肉の伸縮をモニターすることによって身体の状態を把握し、コントロールしています。よって長時間身体が動いていない状態は、脳に身体の情報が行きにくくなり以下のような悪影響を及ぼします。
長時間座っていることによるリスク
- 新陳代謝の低下(30分座ったままでいると90%低下)
- 肥満
- 糖尿病
- 猫背
- 腰痛
- 心臓病
- 深部静脈血栓症
- アルツハイマー型認知症
- うつ病
- 寿命の低下
- 運動能力の低下
座っている姿勢は立っているときに比べ、腰椎の椎間板にかかる圧が90%も増えます。よって長い時間になればなるほど腰回りにストレスが溜まっていき、腰痛等の症状が現れやすくなります。
また、新陳代謝の低下により肥満や糖尿病、癌になるリスクが上がると言われています。
動いている人に比べ長時間座っている人は、炎症や細胞が破壊された時に増えるC-reactive proteinというタンパク質の値が高くなります。よって長時間座っているだけで身体にダメージをあたえると言われています。
リスクを抑えるには?
- スタンディングデスクを使う
- モニターの位置を目の高さと同じにする
- タイマーなどを使い、15~30分毎に立ち上がって(歩いたりストレッチなど)簡単な運動(1~2分)をする
コロナ禍による新しいライフスタイルに対応するために、今一度自分の身体と健康について考えてみましょう。
また、身体や健康についてのお悩みなどの
質問も受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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