三叉神経は顔の感覚神経と顎を動かすための運動神経を司っています。
また、三叉神経は3つに枝分かれしています。
- V1眼神経 感覚神経:頭から鼻にかけて、角膜や結膜などの感覚を司っています。
- V2上顎神経 感覚神経:上顎から頬にかけての感覚を司っています。
- V3下顎神経 感覚神経:下顎から側頭部にかけて、耳の一部、舌の前側(温痛覚)の感覚を司っています。
運動神経:噛む運動を司っています。
三叉神経の障害で起こる症状はよく顔面神経痛と言われますが、正確には三叉神経痛です。突発的に顔面の片側に激しい痛みが数分あらわれます。なんらかの要因で三叉神経を圧迫されるとこのような症状があらわれます。
三叉神経の感覚検査
ティッシュペーパーや爪楊枝などで、感覚支配領域(V1~V3)に感覚の左右差がないか比べてみましょう。
下顎神経:運動神経の検査
鏡を見ながら噛む運動を繰り返しましょう。咀嚼筋に左右差や下顎の動きに異常がないか調べましょう。
感覚や顎の動きに違和感や左右差を感じる場合、専門の機関で一度診てもらうとよいでしょう。
また、身体や健康についてのお悩みなどの
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