内耳神経は聴覚と平衡感覚を司っている感覚神経です。
蝸牛神経:外の音が鼓膜を振動し耳小骨で増幅します。その後、蝸牛内の聴覚受容器で電気信号に変換され蝸牛神経によって中枢へ伝わります。
前庭神経:身体の傾き・バランス・加速度といった情報は三半規管と前庭から前庭神経によって中枢へ伝わります。
聴力の検査
眼を閉じた状態で、わずかに聴こえる音源(高音)を耳へ片側ずつ近づけていきます。
聞き取れる距離に左右差がないか確認します。
眼を閉じた状態で、音叉などの低音を片側ずつ耳元で聴いてもらいます。
聞き取れなくなった時点で正常な聴力と比較や左右差がないか確認します。
前庭神経の障害
主な症状はめまい、ふらつき、眼振や平衡感覚の低下があります。
末梢性:メニエール病、炎症、外傷、腫瘍、良性発作性頭位めまい症、薬剤性など
中枢性:脳血管障害、多発性硬化症、脳炎など
聴覚や平衡感覚に違和感や左右差を感じる場合、専門の機関で一度診てもらうとよいでしょう。
また、身体や健康についてのお悩みなどの
質問も受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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